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バルト海沿岸、即ちバルト3国からデンマーク一帯にかけての多国籍地帯には、琥珀大鉱床が広がっていますが、世界で「琥珀(こはく)」といえばバルト琥珀と言われるほど、ここは琥珀で有名な場所なのです。
このバルト地方では琥珀を、宝飾品として身に着ける他は、パワーストーンのお守りにして身に着けたり、或いは愛する人に贈ったりしてきました。
ところで日本では花嫁にどのような宝石を贈るのか、誕生石を贈る人が多いのかも知れませんが、やはりダイヤモンドが永遠の定番かも知れませんね。
実はバルト地方には、古来より花嫁に琥珀を贈る習慣がありましたが、これはバルト海近くの人達に琥珀が愛を実らせるパワーストーンであると信じられ、クリスタルと並ぶパワーストーンの典型とされてきたからです。
その為に、恋人への愛と無事を祈る思いを琥珀に込めてペンダントにして贈り、琥珀のペンダントを贈られた花嫁は幸福と長寿を保証する琥珀を身に着けてお嫁に行く、という習慣になったのです。
特に琥珀の貴重種「虫入り琥珀」のペンダントには悪霊を寄せ付けないパワーがあるとされ、母親が嫁ぐ娘にこっそり内密に贈ったと聞きますし、お嫁にいった娘が妊娠すると、今度は娘が自分自身と生まれてくる我が子の健康と無事を願って、琥珀のネックレスを身に着けたと聞きます。
又、生まれてきた子供にも琥珀が贈られましたが、琥珀のあの微妙な色合いを見ていると本当にパワーを感じますし、琥珀は悪霊や病気から身を守るという言い伝えが信じられるのです。
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