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邪念を弾き返す宝石 印刷

紅茶の「セイロン」で有名なかつての「セイロン島」は、現在では「スリランカ」という名称になりましたが、ここは紅茶のあのルビー色そのままに美しい宝石ルビーの産出国でもあるのです。

スリランカのルビーの歴史は、遠く古代までさかのぼります。

紀元前10世紀にイスラエルのソロモン王がシバの女王のハートを射止めるために使ったのがルビーであり、そのルビーはここスリランカ産のものだったと言われているのです。

スリランカは古来から数々の大国の支配を受けてきましたが、それらの大国が何故それほどまでにこの小さな島国に憧れて支配したがったのかというと、ここがまさに宝石の宝庫だからに他ありません。

スリランカとは「光り輝く島」という意味ですが正にその名の通り、ムーンストーン・サファイア・キャッツアイ・アレキドライト・ルビー等、女性が憧れる多彩な宝石が多数産出されるからなのです。

これらは宝飾品としての他、「パワーストーン」というお守りの石として、人々の生活のなかで大切に使われてきましたし、これは日本でもクリスタルつまり水晶を、数珠玉にして身に着けるのと同じです。

特に宝石は永遠の光を放つところからか、邪悪なものを寄せ付けない、と伝承されてきたのです。

ここスリランカの宝石の代表的な産地であるラトゥナプラは山中の小さな村ですが、ここでは現在でも土地の人たちが実に素朴な方法で光り輝く宝石を掘り出していますので、都会の宝石店のガラスケースに飾られた宝石類を見つめる時には、それらの祖国であるスリランカの採掘の様子に思いをはせてみるのも楽しいかも知れません。
 
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